bsnes設定メモ:スーパーメトロイド用
背景 #
- 対象: スーパーファミコンエミュレータ「bsnes」で、スーパーメトロイドをプレイ。
- 症状: プレイ中にカクつき(処理落ち)が発生し、特に縦方向のジャンプや移動時に画面の揺れやラグを感じる。
- 原因:
- 作品の仕様: スーパーメトロイドは処理負荷が高く、実機(および実機を忠実に再現するbsnes)では本来処理落ちが発生する。
- 設定不足: エミュレータの初期設定では実機の限界まで再現してしまうため、PC性能を活かした補正が必要だった。
- 同期ズレ: 縦方向のラグ感は、PCモニターとエミュレータの描画タイミングのズレ(テアリング)によるものだった。
前提 #
- 使用PCスペック:
- CPU: Core i5-12400F(シングルコア性能が高く、エミュレーションには非常に余裕がある)
- RAM: 32GB
- Monitor: 一般的なフルHD(1080p)モニターを想定
- 目標:
- 実機以上の滑らかさ(処理落ちなし)と、キビキビした操作感(低遅延)の両立。
- ゲーム進行不可バグ(ロード停止など)の回避。
設定方法 #
1. Settings > Enhancements(処理・画質の向上) #
| 項目 | 設定値 | 理由 |
|---|---|---|
| Run-Ahead | One Frame | ボタンを押した瞬間の反応を良くするため(入力遅延の削除)。 |
| Overclocking / CPU | 120% | 処理落ちを解消するため。 ※数値を上げすぎ(200%以上)るとロード画面でフリーズする不具合への対策として120%を採用。 |
| PPU (video) | No sprite limit (ON) | 敵が多いシーンでのキャラクターの点滅や消失を防ぐため。 |
| HD Mode 7 / Scale | 960p | マップ画面等を高画質化するため(フルHDモニターに適した4倍スケール)。 |
| HD Mode 7 / Supersampling | OFF | ドット絵がボヤけるのを防ぐため。 |
2. Settings > Drivers(描画同期の改善) #
| 項目 | 設定値 | 理由 |
|---|---|---|
| Video / Synchronize | ON (チェックあり) | 【重要】 縦スクロール時の画面の波打ち・ラグ感(テアリング)を解消するため。 |